砥川の治水対策などの提案についての回答

 

                                                   平成15年6月20日

下諏訪町はってん100人委員会

         運営委員一同 様

 

                              下 諏 訪 町 長

1 砥川本流の山の森林育成が最も重要とかんがえます。

回答

 県では砥川の治水・利水に関する枠組みを示しています。その枠組みでは当面

の治水対策の目標である基本高水流量は現行の280㎥とし、この検証作業を

行っていく治水対策の骨格としては、50年確率相当の流量(基本高水の約8

割に相当する)これを河川改修事業で実施し、残る約2割の流量を流域対策で

対応したいとしています。この流域対策では森林の整備、遊水池や貯留施設の

設置等で対応することになりますが町では県に対し緑のダムの調査研究を要望

しており、今後も治水に役立つ森林の整備等を要望していきます。

 

2 河床整備をマニュアル化して、常に砥川の安全を確保するよう努めます。

回答

 町では県に対し、下流へ土砂が溜まらない様な方策や、また溜まった場合にそ

れを除去して流下能力を確保するための浚渫等の管理に万全を期するよう要望

していきます。

 

3 護岸の低い所(2400m)地点等は盛り土が必要と考えます。

回答

 町では県に対策をこうじるよう要望していきます。

 

4 砥川の水はきれいで町民の財産である。堤防敷きを整備し、砥川先を水辺公園等

   に活用できないか。

回答

 大変良い構想であると思います。砥川沿線の住民や地権者の理解と協力がなければ

実現しないものであり、また国・県の理解も必要であります。町でも県に対して提

案していきたいと思います。

 

5 釜口水門の放流管理をマニュアル化し洪水対策には万全を期します。

回答

 釜口水門は県が管理をしており操作規則等に管理しているものとおもいますが、

なお万全を期すよう要望していきます。

 

6 富士見橋、鷹野橋は将来的に橋脚の無い橋に替えるようにします。

回答

 県で示している砥川改修計画原案では富士見橋、鷹野橋を架け替える計画になっ

ています。