平成15年6月25日

 

100人委員会・環境グループ

リーダー 高 村 倉 雄 様

 

                         下諏訪町長 高 橋 文 利

 

国道142号線の交通対策などについての回答

 

1 142号の、完成したトンネルを1日も早く供用を開始するよう要望します。

 

  まちづくり整備課

 回答 平成15年3月末に工事が完成しましたが、供用開始については3線同時供用

   「国道20号バイパス・国道142号バイパス・下諏訪辰野線(中村1号線)」

の約束があり、難しい問題で岡谷の動向をみまもっているところです。

    なお、国道20号下諏訪・岡谷バイパス第1工区工事は平成16年3月末には

   側道、チェーンベース等の付帯工事を残し本線(暫定2車線)が完成の予定で、

御柱祭山出しまでには供用できる見込みです。

 

2 将来は夜間、早朝の大型車の町内乗り入れ制限を要望します。

 

まちづくり整備課

回答 国道20号及び国道142号は町内を通過する重要な一般国道で・観光・物流等

  多岐にわたり地域に貢献する幹線道路であり、大型車の交通制限等は現時点で無理

  があると思います。

   国道142号バイパスは完成しましたが、しかし、このバイパスのみで町内に入

  る大型車の制限は難題で、現在の幹線道路に替わる幹線道路(国道20号バイパ

   ス・諏訪バイパス)の建設がなされて初めてその論議がなされるものと考えます。

   将来実際に大型車の制限をすることとなりますと、道路管理者、公安委員会、町、

  地元等を交えて協議が必要と考えられます。

 

生活環境課

回答  警察当局にも打診してみましたが、まちづくり整備課の回答と同様な回答があり

  ました。

   一部的なもので迂回路のある場合は認められることもあるが、通年での主要道路

  (国道・県道等)の規制の例はないとのこと。大型車のなかには観光バスも含まれ

  ることも承知されたい。町活性化の面からも検討が必要と思われます。

   平成16年春以降トンネル開通後の状況を見てからの検討がベターと思われます。

 

3 142号線の市街地部分、及び春宮通りの路盤改良に手をつけ、振動の無い道路に

  改善していただくよう要望します。

 

まちづくり整備課

回答 県管理道路の路盤整備等(排水制舗装・低騒音舗装等)については、県に要望し

  ていきます。

4 秋宮、春宮周辺の歩行者や、観光客の安全対策と車の渋滞緩和対策を要望します。

 

まちづくり整備課

回答 秋宮、春宮周辺の安全対策は大変重要なことと考えています。現在秋宮前の大

   社通りについては歩道整備を進めており歩行者の安全対策になると思います。

   これからもご要望に沿うよう努力してまいります。

 

生活環境課

回答  春宮・地元及び観光関係者も含めて十分な協議のもとに一致した安全対策の要望

  を町長名で、諏訪警察署を経て県の公安委員会に提出していくことが必要で、そう

  した対応になろうかと思います。

 

産業観光課

回答  今年度から、駅⇒花見新道(慈雲寺)までのシャトルバスを観光協会で運行する

  企画がスタートしました。花見新道の渋滞解消が主目的ではありますが、この事業

  が住民に定着する過程、また、運営の中でご意見を頂きながら調整されることを大

  切に考え、進めたいと考えています。

   各方面からの意見により、春宮周辺の他の企画にも繋がるものと思います。

  本年度の具体的対策としては、境内と万治の石仏を結ぶ浮島橋の整備等を予定して

  います。

 

5 142号、20号線バイパス、湖北トンネル等、関係市町村との関係も含めた情報

  を住民に公開することを要望いたします。

 

まちづくり整備課

回答 公開できるもので必要なものは出来る限り公開いたします。不足している情報が

  あれば具体的にご指摘していただきたいと思います。